サーフポイントを選ぶにも、最近は波情報サイトのおかげで、リアルタイムで簡単に確実な情報が手に入るようになりました。
昔はサーフショップの店員がお客の情報を集約し、「昨日は〇〇がキマってて、今日の〇〇はジャンクだよ。明日は〇〇がいいんじゃない?」みたいなやりとりをして、最終的には行ってみないとわからない何てことも多かったです。
サーフポイントを選ぶうえで、まず初めに大きく分けて「太平洋側」か「日本海側」かのどちらかを選びます。
季節で分けるなら、夏は暖かい南風が吹くので「太平洋側」で波が立ち、冬は冷たい北風が吹くので「日本海側」に波が立ちます。
「宮崎」「高知」「九十九里」「静岡」「伊良湖」「伊勢」「湘南」等、夏のイメージで有名なサーフポイントが多いのはそのためです。
春と秋はその時々で北風が強まったり、南風が強まったり変化しますので、海に向かう前にしっかりと確認しましょう。
秋には台風がいくつも発生し、日本沿岸を進みながら各地に力強いウネリを運びます。
大変危険ですので、初心者の方は決して台風の時に海に入らないでください。
サーフポイントを決めるうえでは、波情報サイトで確認するのが一番簡単で楽です。
各サーフポイントの直近の波情報(波のサイズ、波の質、風の向き、ウネリの向き等)と、今後の予想を確認し、自分が海に入るタイミングでどういった状況になるのかをよく考えましょう。
また、気象庁が発表している警報・注意報をよく確認して、事故や災害には注意しましょう。
各サーフポイントには、ウネリの向きや強さ、風向きや強さに相性があります。
また、海底の地形(サンド・玉石・岩等)により、対応できる波のサイズも変わります。
サーフポイントを決める際は、その時のウネリの向きや強さ等の相性を考慮して決めましょう。
何年も天気図や波情報を確認したり予想していると、天気図を見ただけでウネリや風の向き・強さがわかるようになります。
過去~実況~予想へと変化する気象情報を基に、どこの海にどのタイミングで入ればいいかわかるようになります。
海に行くときは波情報サイトに頼るだけではなく、自分でも波を予想し経験を積んで、どこに行けばいいのか自分で判断できるようになりましょう。
【サーフィン初心者講座】
2、サーフポイントを選ぶ
①波情報サイトで直近の波情報や予想を確認する
②気象庁のサイトで気象警報・注意報を確認する
③初心者にもおススメのサーフスポット
④ライブカメラでリアルタイムの波をチェック
① 波情報サイトで直近の波情報や予想を確認する
波情報サイトは複数あり、有名なサイトとしては「BCM」「波通(i92)」「なみある?」「波伝説」等があります。
各サーフポイントの情報が非常に細やかで、随時更新しており確実で役に立ちます。
利用料は、月に数百円程度で波情報が見放題というサービスがほとんどです。
無料でも各エリア別の近況や予想を発信していますので、各サイトの情報を確認してみましょう。
サーフポイント別の波情報や、ライブカメラ、文字情報、最新波高計等を確認できます。
無料で利用でき、自分のよくいくエリアをブックマークしておくと便利に使えます。
② 気象庁のサイトで気象警報・注意報を確認する
気象庁のサイト「気象警報・注意報」で、サーフポイントや移動の際の警報・注意報を確認し、事故や災害に巻き込まれないよう十分注意しましょう。サーフィンは自己責任ですが、事故によって周りに迷惑になることもあります。無理をせず安全に配慮してサーフィンを行いましょう。
気象庁のサイトではその他にも「天気図(実況・予想)」、「波浪観測情報」や「ウィンドプロファイル(上空の風)」等、確実な情報を確認できます。
③ 初心者にもおススメのサーフスポット
初心者にもオープンで入りやすいメジャーなサーフスポットを、「関西サーフポイント58」のページにて詳しく紹介しております。
詳細な地図や設備等も紹介しておりますので是非ご参照ください。
関西のサーフィンスポット紹介
16エリア : 58ポイント
紹介エリア : 【サーフポイント名】 (地名)
太平洋側
和歌山エリア : 【磯の浦(イソコ)・浜の宮】 (和歌山県和歌山市)
伊良湖エリア : 【伊古部・ロングビーチ・全日本・先端】 (愛知県豊橋市・田原市)
静岡エリア : 【潮見・舞阪・天竜川・御前崎】 (静岡県湖西市・浜松市・御前崎市)
那智勝浦エリア : 【下里・那智】 (和歌山県東牟婁郡那智勝浦町)
徳島北エリア : 【鳴門・小松島】 (徳島県鳴門市・徳島市)
室戸エリア : 【内妻・宍喰・生見・尾崎】 (徳島県海部郡、高知県安芸郡・室戸市)
中村エリア : 【大方浮鞭・入野松原・田野浦・双海・平野・大岐】 (高知県幡多郡・四万十市・土佐清水市)
日本海側
若狭西エリア : 【和田・白浜(鳥居浜)・城山・高浜・難波江・奥難波江】 (福井県大飯郡高浜町)
若狭東エリア : 【菅浜・水晶浜・日向】 (福井県三方郡美浜町)
丹後エリア : 【八丁・琴引・平・浜詰・葛野・小天橋】 (京都府京丹後市)
鳥取東エリア : 【東浜・羽尾・浦富・岩戸】(鳥取県岩美郡・鳥取市)
鳥取中央エリア : 【白兎・小沢見・船磯・青谷・石脇】 (鳥取県鳥取市・東伯郡)
鳥取西エリア : 【ポート赤崎・大黒・弓ヶ浜】 (鳥取県東伯郡・米子市)
東尋坊エリア : 【鷹巣五木・鷹巣新港・三国】 (福井県福井市・坂井市)
ウェーブプール(人工の波)
兵庫県神戸市北区 : 【KOBE-REYES コウベレイーズ】
(詳細は各サーフィンスポットのページをご覧ください。
ローカルポイントの詳細は紹介しておりません、ビジターは入らないようにしましょう。)
リーフ(海底が岩やサンゴ)ポイントは波に飲まれると非常に危険です。
初心者の方は、海底が砂のビーチで入るようにしましょう。
長距離を移動する場合は、休息の時間も考慮し、ゆとりをもって行動しましょう。
各地域には地域毎のルールがあり、そこで生活するする人たちがいます。
コミュニティや環境に考慮した行動をとりましょう。
④ ライブカメラでリアルタイムの波をチェック
国内最大級!全国195ヶ所の無料ライブカメラを紹介!
各サーフポイントの海の状況や波情報をチェックできます。
スマホにも対応。おすすめのライブカメラをエリア別にまとめています。
サーフィンに行く前日夕方に波をチェックしておけば、次の日の波予想の精度も高まります。(夜は暗くて見えません)
近くの海なら夜明けに波を確認してすぐに出発すれば、午前中の1ラウンドも可能です。
近隣のライブカメラもチェックしておけば波チェックの移動も減らせます。
ウネリの向きと大きさや間隔をよく観察すれば、その時にどのポイントが
一番いい状態になっているかが解るようになります。
動画なら波の形やセットの間隔も確認でき、とても便利です。
【サーフィン初心者講座】
①サーフボードの選び方
Ⅰサーフボードの分類
Ⅱサーフボードを選ぶ際に最も重要な浮力表
Ⅲサーフボード各部位の名称
Ⅳサーフボードの長さの目安
Ⅴサーフボードの価格帯
②その他サーフグッズを選ぶ
Ⅰサーフィンをする上で最低限に必要な物 5点
Ⅱ海や波の状況によって必要になる物 4点
Ⅲ車載用サーフグッズ
Ⅳあると便利なサーフグッズ
Ⅴサーフグッズのプレゼントに最適なアイテム12選
③海に行く前の準備(道具の準備は?体調は?移動手段は?)
Ⅰどんな準備が必要?~道具を準備する~
Ⅱ体調は?~体調管理が大切です~
Ⅲどうやってサーフポイントまで?~移動手段を準備する~
Ⅳ車のタイプ別の車内積載可能ボード数
Ⅴ車以外の手段で海に行く
①波情報サイトで直近の波情報や予想を確認する
②気象庁のサイトで気象警報・注意報を確認する
③初心者にもおススメのサーフスポット
④ライブカメラでリアルタイムの波をチェック
①サーフィンのルールとマナーと注意点
Ⅰピークが優先
Ⅱワンマンワンウェイブ
Ⅲ前乗り禁止(ドロップイン禁止)
Ⅳライディング中、テイクオフ中の人が優先
Ⅴサーフィンのマナー
Ⅵサーフィンの注意点
Ⅶ参考 日本サーフィン連盟 ルール&マナー
②準備運動、カレントや危険な場所の確認
③ゲッティングアウト(パドリングとドルフィンスルーでブレイクポイントへ)
④波待ちをしながら乗る波を見極める
⑤波を追いかけて、いざテイクオフ!