サーフィンスクール

サーフィンスクールとは、初心者にも波乗りができるように、パドリングやテイクオフの仕方を教えてくれたり、どの海のどの場所でどの波に乗ればいいかを、実際に横で教えてくれる所です。

主にサーフショップやサーフポイント近くの宿等で行われています。サーフボード一式やウェットスーツのレンタルを行っている所がほとんどです。事前に申し込みをしておき、準備が必要な物や料金等を確認しておきましょう。

朝一にサーフスクールに集合してすぐ近くのサーフポイントで指導してくれたり、場合によっては車でポイントを移動して初心者にもちょうどいい所でスクールしてくれます。

自然が相手なのでサーフィンができない日もあります。スクール側から「今日は波がないのでできません。」と言われることも留めておきましょう。

都会のサーフショップでは、夜明け前の朝一にサーフショップに集合して、ショップ店員が初心者にもちょうどいい海を選定し、現地まで連れて行ってくれて、現地での指導とサーフィンに必要な道具一式をレンタルしてくれる所もあります。サーフボードを買ってくれたお客のみを対象にしたものが多いです。

初心者の方には、まずは砂浜の上でパドリング姿勢の説明や、テイクオフする時の動作についてレクチャーしてくれます。陸で難しい事は海の上ではもっと難しいです。陸での練習はしっかりしておきましょう。

次に実際に海に入ってパドリングの指導があります。陸でやったことが全く役に立たないと思うくらいに、バランスをとるのが難しいです。大きなボードだとふらつきにくいので、まずはロングボードから始めるといいと思います。

正しい順番だと、次は波に乗れそうな所まで来たら波待ちをします。しかし、とりあえずテイクオフしたい受講者とテイクオフさせたいスクール側の思いが一致するので、波待ちは教えず、腹這いのまま砂浜を向いて波が来るのを待ち、波が来たらスクールの方が後ろから押してくれるので、波の上をボード滑り出したらテイクオフをする、という流れになります。

サーフィンスクールでは、

①足がつく所で、指導員が指定するところまでボードを押しながら歩く。

②ここから波に乗るという所で、浜を向いて腹這いの状態で待つ。

③指導員の「次の波に乗りますよ！」という合図があり、いいタイミングでボードを押してくれます。

④ボードが波に押されて滑り出すので、バランスをとりながらテイクオフ（スタンドアップ）します。

１人でサーフィンできるようになるには、

①波に乗れるところまでパドリングする

②波待ち（沖を向いてボードの上に座る）しながら、乗る波を選定する

③乗る波が決まったら、波が割れる所（ブレイクする所、初めに崩れ始める所）までパドリングで移動する

④ボードをテイクオフしていく方向に向けて、波のスピードに合うようにパドリングする

⑤波に押されてボードが滑り出したらテイクオフ

という流れになります。

パドリングの基本姿勢や波待ちの仕方、ボードに乗っている時の基本姿勢等、スクールでしっかり確認しておきましょう。

初めはサーフィンスクールで基本を学び、次に自分で道具を揃えて海に行き、サーフィンの楽しさを少しでも味わえば、サーファーとしてサーフィンの虜になっていると思います。１人でサーフィンが出来るようになるためのステップを、「サーフィン初心者講座」のページで詳しくご紹介いたしております。

【ＮＳＡ公式ＨＰサーフィンスクール一覧より抜粋】

（外部リンク：ＮＳＡサーフィンスクール）

 2019/2/9現在の情報です。