サーフボードの種類



サーフグッズ紹介 サーフボード サーフボードの種類 ショートボード ロングボード ファンボード ボディボード ガン トゥインボード SUPサップ 色んな種類のサーフボードから最初はどれを選べばいい サーファーズオーシャン SurfersOcean

長さや用途により名称が変わるサーフボードですが、その一番の違いは、「浮力」です。浮力の少ない「ショートボード」は、波に乗るのは最も難しいですが、最も操作性が良くハイパフォーマンスで、世界最高峰の選手たちが参加する世界戦(CT)等で使用されています。「ショートボード」は最も競技人口が多く、サーフィンと聞いてイメージするのがこのタイプだと思います。浮力が高い「ロングボード」はお父さん世代に人気で、「ファンボード」は女性やミドルエイジや初心者の方が使用しているのをよく見かけます。女性には「ボディボード」も人気です。 「ガン」は、ローカルサーファーが待ちに待ったビッグウェーブが来た時に特別に使用するのをまれに見かけますが、普段のサーフィンでは滅多に見ることはありません。「トゥインボード」は、水上スキーで引っ張ってもらい波に乗るタイプなので単独ではなくチームで行動します。狙ったビッグウェーブポイントで、狙った条件が整うのを待っているトゥインのチームがあります。こちらも普段のサーフポイントで見かけることはありません。近年流行りの「SUP(サップ)」は、波のない所でアクティビティとして行われている方が多いです。湘南等の一部のサーフポイントでは、ショートボーダーとの波の共有・共存共栄のため禁止されている所もあります。

何を選ぶかは自分のスタイルにあったものを選べばいいと思います。自分が楽しい・かっこいいと思うスタイルが一番だと思います。それぞれのサーフボードにはそれぞれの利点や楽しさがあります。下記では各サーフボードの分類別に詳しくご紹介しております。





サーフグッズ紹介 サーフボード サーフボードの種類 長さや用途により分類されるサーフボード サーファーズオーシャン SurfersOcean

① 長さや用途により分類されるサーフボード

サーフボードの種類は、長さや用途により下記の名称で呼ばれます。

 

ショートボード=~6ft6inch(約198cm)。最も競技人口が多く人気のスタイル。

ファンボード=6ft6inch~9ft。テイクオフがしやすく、ターン等のカービングも楽しめる。

ロングボード=9ft(約274cm)~。パドルが楽で、小さなウネリだけでもサーフィンできる浮力があり、お父さんの世代に人気。

ボディーボード=~5ft(約152cm)。乗る波はショートボードと同じですが、腹ばいのまま技を行う等スタイルの違いがあります。

ガン=ビッグウェーブ用。形状はショートボードのような型ですが、長さはロングボード程あります。

トゥインボード=ビッグウェーブ用。足をボードに固定して、水上スキーで引っ張ってもらう。

SUP=通称サップ、スタンドアップパドルボードの略。最初から立った状態でオールで漕いで進みます。サーフィンとは別に扱われます。

(※ウィンドサーフィン(参考リンクウィキペディア)や、ウェイクボード(参考リンクウィキペディア)は、適する場所や環境がサーフィンとは違い、上記のサーフィンとは全く別に扱われます。)


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②ショートボード

「ショートボード」は、軽くて操作性が高いため、素早い動きや様々な技をメイクしたいという方におススメです。波の際どい所や状況でも操作ができ、クイックな動きにも対応します。最近では、サーフボードを形成する素材や形状の進化によりサーフボード全体の強度が上がり、サイズが小さく軽くても浮力を得る事ができるようになってきています。フィンは3枚のトライが主流で、4枚のクアッドも増えてきています。

明確な規定はありませんが、~6ft6inch(約198cm)までの長さで、ノーズ(先端)が尖った形状のものを「ショートボード」と呼びます。一般的には6ft(約182cm)前後の長さが主流で、(身長や体重によりますが)プロサーファーは5ft10inch(約178cm)~5ft2inch(約157cm)位の短いボードを使用しています。(参考:サーフボードの「適正浮力表」


③ファンボード

「ファンボード」は、ショートボードとロングボードの中間に位置し、ファン(fun=英語で「楽しみ」「遊び」などの意味)の名の通り、女性やミドルエイジの方、初心者の方まで幅広い層の方が使用されているボードです。ショートボーダーがトロ厚いロングボード向けの波を楽しむために、セカンドボードとして保有している方も多いです。

サーフボードの形状は、ショートボードのようにノーズ(先端)が尖っていたり、ロングボードのように丸かったり、フィンもシングル・ツイン・トライ等、様々なタイプがあります。6ft6inch(約198cm)~9ft(約274cm)の長さのものが一般的です。


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④ロングボード

「ロングボード」は浮力が高く、波の力を敏感に受ける事ができるため、ブレイクする前のウネリからテイクオフする事もできます。また、海面での抵抗が少ないため、少しの力でも推進力を得ることができ、パドルやテイクオフが楽です。ノーズライディングなどのレトロなスタイルのライディングが楽しめます。テイクオフが楽なのでショートボードよりもたくさんの波に乗れますが、ショートボーダーが波待ちしている所では波に乗らずに譲る配慮が必要です。ロングボードの欠点は、大きく重さもあるため機動性にかけ、波のトップやボトムでの操縦性が低いことです。また、板を海中へ沈める事ができないため、波の下へ潜る「ドルフィンスルー」ができません。フィンは、レトロなスタイルのシングルフィンと、オールラウンドな動きにも対応するスタビライザー(2本サイドフィンを追加するタイプ)の2種類が主流です。ノーズ(先端)が丸みを帯びているのが特徴で、9ft(約274cm)~の長さのものが一般的です。


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⑤ボディボード

「ボディボード」はビート板のような形状をしており、版腹ばいになって波に乗ります。サーフボードよりも推進力が低いため、足ヒレも併用します。ショートボードと同じ場所で波乗りを楽しむことができます。1970年にハワイで考案され、合成樹脂等の柔らかい素材で作られています。サーフボードのように先端が尖っていないため比較的安全で、波の乗りやすさやボードが短く持ち運びしやすいことから、日本では女性に人気があります。ハワイやオーストラリア等の海外では若い男性にも人気があります。ソフトボードで、5ft(152cm)以下の長さのものが一般的です。

ハワイのボディボード専用ビーチ「ワイキキ ウォールズ」

snow&surf DIVER(1:00)

 



⑥ガン

「ガン」は、ビッグウェーブ用のサーフボードのことで、明確な定義があるわけではありません。 1950年代のハワイで、ハワイアンのビッグウェーバーが大波用のサーフボードを作るために、サーフボードビルダー(サーフボードを作る人)の「ジョー・クイック」に依頼した時に、「ガン」(銃)と呼んだのが始まりと言われています。元々はハワイのワイメアのビックウェーブ用として作られたサーフボードで、巨大な波のスピードに遅れないように、テイクオフを早くするように追及されたデザインとなっています。その代わりに操作性が低く、ほとんど真っすぐにしか走りません。ノーズとテールの両方が尖った形状をしており、ロングボードと同じ9ft(約274cm)~の長さのものが一般的です。下の動画で使用されているのが「ガン」です。日本では滅多に見ることはありません。

【日本最大級】宮崎 カレンズ 台風19号 過去に無いビッグウェーブに挑む サーフィン THE DAY

FUNRIDE: Surfing Miyazaki(6:59)

2019年10月11日・12日に宮崎にもたらされた過去に前例の無い日本最大級のビッグスウェルに、このポイントを愛する地元ソウルサーファー達とオーストラリアから火の玉の様な男「Sam Yoon」を迎え共に挑むサーフィン動画「THE DAY」。

 



⑦トゥインボード

パドルでは追いつかない大きな波に乗るために、水上スキー等で引っ張ってもらい波に乗る事を「トゥインサーフィン」と言い、単独ではなくチームで行動します。狙ったビッグウェーブポイントで、狙った条件が整うのを待っているトゥインのチームがあります。普段のサーフポイントで見かけることはありません。2020年9月に「マヤ・ガベイラ」さんは、世界一大きな波が立つと言われるポルトガルの「ナザレ」で、73.5ft(22.4m)の波に乗り、一番大きな波に乗った女性の世界記録を更新されています。この時に使用されているのが「トゥインボード」です。

マヤ・ガベイラが73.5フィートのビッグウェイブで新世界記録を樹立。

surf media(1:08)

カリフォルニア州ロサンゼルス/アメリカ(2020年9月10日木曜日)本日、ワールドサーフリーグ(WSL)がマヤ・ガベイラ(ブラジル、リオデジャネイロ)がcbdMD XXL ビゲスト・ウェイブ・アワードを受賞したことを発表。そして、女性がこれまでにサーフィンしたビッグウェイブの新しい世界記録を樹立した。

マヤ・ガベイラが、73.5フィートのビッグウェイブに乗り、ギネス世界記録を塗り替る。

 



サーフグッズ紹介 サーフボード サーフボードの種類 SUPサップ サーファーズオーシャン SurfersOcean

⑧SUP(サップ)

「SUP(サップ)」とは、(スタンドアップパドルボード)の略で、立ったままパドル(オール)を漕いで進みます。

近年では、夏の手軽なアクティビティや、女性のエクササイズとして人気が高まっています。主に波のない所でクルージングするために使用されます。波に乗る事もできますが、SUPボードをコントロールできない方とショートボーダーが接触して事故になる等もあるため、波に乗るにはボードコントロールができるようになってからにしましょう。また、その際にはサーフィンのルールやマナーを覚えることも必要です。(参考 スタンドアップパドルユニオンHP:SUPマナー&心得)ロングボードよりも圧倒的に浮力が高いため、ロングボードでも乗れない波にも乗る事ができるので、湘南茅ケ崎のサーフポイントの一部等では、SUPが禁止されている所もあります。


⑨色んな種類のサーフボードから最初はどれを選べばいい?

最初の目標になる「テイクオフ」をするためには、大きくて浮力のあるボードを選ぶ事をおススメします。

大きなボードはバランスが安定していて、多少バランスを崩しても、ボードがカバーしてくれます。「ファンボード」や「ロングボード」は、テイクオフの感覚(波に押される感覚・板が走っている感覚・立ってバランスを取る感覚)を掴みやすく、最初は「ファンボード」「ロングボード」で練習すると、波乗りの楽しさをすぐに感じる事ができると思います。

 

初めは、レンタルボードや中古ボードで大きなサイズのボードを選択し、テイクオフができるようになってから、自分のスタイルに合った新しいボードにするといいと思います。テイクオフができるようになってしばらくすると、次はターンがしたくなり、コントロールしやすいもっと小さなボードに変えたくなります。際どい所からのテイクオフ、早くて鋭いターンや豪快なリッピングに憧れるなら出来る限り浮力を落としていきましょう。ショートボードには、体重・レベル毎に適正な浮力があります。この体重別・レベル別の適正な浮力を、(サーフグッズ紹介>サーフボード>サーフボードの「適正浮力表」)ページにて紹介しておりますので是非ご参照ください。

この浮力を下げるとコントロール性が高まる理屈は、船で例えると解りやすいかと思います。大型タンカーのような大きな船は、急に進行方向を変えることができず、進路変更(旋回)は時間をかけて大きな弧を描く事になります。対して小型船等は、短い距離で急旋回することができ、船が小型であるほど小回りが利きます。これと同じで、サーフボード(船)の浮力が高く大きくて重いと、ターン(旋回)が大きくなり、サーフボード(船)の浮力が低く小さくて軽いと、鋭角でクイックなターン(旋回)を行うことができます。

 

最終的に何を選ぶかは自分のスタイルにあったものを選べばいいと思います。どのサーフボードでも、サーフィンの楽しさ・波に乗った時の満足感・帰り道での充実感は感じられます。どれも自己満足ですので(笑)、自分が楽しい・かっこいいと思うスタイルが一番だと思います。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。当ページが皆様のサーフィンライフのお役に立てれば幸いです。